栗仕事
とっても素敵な栗農家さんで、栗を買った。
入やなわぁ工房さん https://www.iriyanawaa.com/
食べチョクでたまたま出会った栗農家さんだけど、届いた箱を開けると、手書きの手紙が入っていた。優しいお気遣いをいただいた。
実もとてもずっしり。一緒に入っている紅葉も雰囲気がある。ホームページを拝見し、農家さんの名前の由来や考え方を知り、一層惹かれるものがあった。ぜひ来年もお願いしようと思います。
わたしが今回作ったもの。
基本の茹で栗
材料 (つくりやすい分量/正味約350gできる。)
くり (皮付き) 500g
水 1リットル
塩 小さじ1
- すべての材料を鍋に入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にし、40~50分煮る。
- 栗をひとつ割ってみて、茹っていれば出来上がり。お湯から出さずに、そのまま置いて冷ます。
調べたところ、お湯に入れたまま冷ますことで、栗をしっとりさせる / 塩味が染み込み甘さが際立つ という効果があるよう。
冷めたら栗をよく拭いて、皮を剥かずに野田琺瑯に入れ、冷蔵庫で保存。2日間保つ。3日目も大丈夫だったけれど、水分がべちゃっとなってきて、ぎりぎりだった。
渋皮煮
とっても時間がかかるので、朝一で取り掛かった方が良い。
材料
くり (皮付き) 500g
甜菜糖 200g(オリジナルレシピでは栗1kgに対し砂糖1kgでした)
- お湯を沸かして、ボウルの中の栗がしっかり浸かるくらい注ぎ、15分置く。
- 栗の皮が柔らかく、剥きやすくなる。栗の下にある、ぼつぼつした部分に切り込みを入れ、そこから一気に皮を剥く。渋皮を剥がないように注意。つやつやした部分が剥けたら、ぼつぼつした部分もそぎ落とす。
- 鍋に栗を入れ、ひたひたの水と重曹小さじ1+1/2を加えて中火で煮る。沸騰したら弱火にし、そのまま10分ほど煮る。
沸騰したお湯で煮続けると、栗が割れやすくなってしまう
- 栗に直接当たらないように工夫しながら水を加え、栗を冷やす
急激に水を当てたり、冷やしたりすると、栗が割れやすくなってしまう
- ボウルに新しい水を張り、茹でた栗を手で優しく洗う。指で拭うと、もろもろした皮や筋が取れる。竹串で筋を押し出しても良い。
- 再度鍋に栗、ひたひたの水と重曹を入れ、中火で煮はじめ沸騰したら弱火で10分を2~3回繰り返す。だんだん茹で汁に透明感が出て、アクも浮いてくる。
- 最後に、ひたひたの水だけで5分間栗を煮る。
- 鍋にひたひたの水と、砂糖の半量を入れる。
- 紙タオル(不織布タイプ)で落とし蓋をして火にかけ、煮立ったら 弱火にして5分煮る。
- 残りの砂糖を全て入れ、同様に落とし蓋をして更に10分煮る。
- 完成。煮汁に浸したまま冷まし、保存容器に詰める。
冷蔵庫保管で10日程保つ。