Maison de Korisu

夫とふたり暮らし。東京在住、ときどき田舎。家族との日々、料理と思い出。

9月の朝ごはん。

9月21日(月)
ちくわ丼。かじきのソテー トマトソース。野菜サラダ。

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9月22日(火)
栗とチキンの米粉グラタン(わたしは大好きたまらないメニュー)。野菜サラダ。鮭と玉ねぎのオイスター焼き。

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9月23日(水)
栗ご飯。舞茸の豚ロース巻き。野菜サラダ。お揚げと玉ねぎの味噌汁。

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9月24日(木)
写真も記憶も無い…

 

9月25日(金)
きのこと豚ばら肉のすきやき風。野菜サラダ。冷奴。

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9月26日(土)
海老の蒸し餃子。焼き茄子の揚げびたし。野菜サラダ。

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9月27日(日)
まぐろの中トロお刺身。大人のポテトサラダ。野菜サラダ。納豆。確かこの日の前日は、頭痛と気持ち悪さが激しくて、唸ってなかなか眠れずどうしようかと思っていたとき。翌朝は軽くなっていたけれど、夫が朝ごはんを用意してくれた。お刺身切ってくれたりね。

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おまけ。この日のお昼ごはんは米粉チヂミ。

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9月28日(月)
鶏むね肉つくね。まぐろの中トロのお刺身。野菜サラダ。大人のポテトサラダ。

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9月29日(火)
きのこと鶏の炊き込みご飯(これめちゃくちゃ美味しくて、おこげも幸せだった!レシピはdancyuより)。お揚げと海苔の味噌汁。焼き秋鮭。野菜サラダ。ほうれん草の胡麻和え。

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9月30日(水)
この日は夫が有給のため、朝ごはんを作ってくれたよ。写真が無いけれど、鶏ささみで蒸し鶏。野菜サラダ。納豆。助かった。

 

10月1日(木)
鶏むね肉のクリーム煮。かぼちゃのポタージュ。野菜サラダ。

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10月2日(金)
しいたけの豚ロース巻き。野菜サラダ。大人のポテトサラダ。海苔と湯葉の味噌汁。納豆チーズオムレツ。デザートに、かぼちゃ白玉。

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10月3日(土)
焼き餃子。野菜サラダ。わかめと卵の中華スープ。

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10月4日(日)
今日は朝7:00の開店と同時にご近所のスタバへ。テラス席で夫とラテを飲みながら、おしゃべりしたり、相談したり、1時間ほど。早朝は人も少なくて空気が清々しい。すごく有意義な時間を過ごせて大満足になれる。帰りは少しだけ遠回りして、川沿いを、手を繋いで散歩してから家に向かった。

 

あっという間に9月も終了。
今月もたくさんの旬を楽しんだな~。徐々に肌寒い日が増えてきて、ぼちぼち冬のごはんが始まってゆく。今年もあと2ヶ月。日々健やかに、穏やかに暮らせますように。










 

秋のおやつ。シャインマスカットの米粉タルト。洋なしのクラフィティ。マスカルポーネプリン。

シャインマスカットの米粉タルトを作った。
実家のある山梨県は、フルーツ大国。初夏は桃、真夏のピークがようやく過ぎたか…という頃に、マスカットやぶどうの季節が来る。今年は実家から、シャインマスカット4房、ピオーネ4房と、大変たくさんの贅沢をいただいたので、お菓子作りをしてみた。

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シャインマスカットのタルト。
タルト生地は米粉で作成。材料をまとめたあと冷蔵庫で30分ほど寝かせたけれど、硬くなりすぎてしまい、タルト型にはめ込んだときに生地が割れてしまった。くっつけたけれど、焼いたあともヒビが入ってしまったので、15分くらいで様子をみると良いかも。

 

中のクリームは、
生クリーム 100cc
マスカルポーネチーズ 65g
甜菜糖 10~15g

 

これが最高に美味しかった~。
甘ったるくなりすぎず、ほのかな酸味があってよい。

 

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洋なしのクラフィティ。
こちらの洋なしは、山梨県の岩原果樹園さん http://www.sakuranbogari.jp/france.html
で購入。食べチョクからお願いした、オーロラという品種。丁寧に梱包され、食べごろの見極め方もついており参考になりました。我が家は黄色くなる手前、すこし固めの頃が好みだったな。

 

クラフィティのレシピはdancyuから。簡単だし、このカスタード生地がすごく好み。甘くない、卵の味がするプリンやカスタードが大好物。クリームも牛乳の味が全面に出ているものの方が好み。

 

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マスカルポーネプリン。
シャインマスカットのタルトで使ったマスカルポーネが余っていたので、プリンにしてみた。これも最高に美味しい~!夫もとても気に入り、朝のデザートで出したら「うまい。うまいしかない。最高」と連呼していた。小さいプリン型が面倒だったので、大きなグラタン皿でどかんと焼き、都度スプーンで取り分けて食べた。

 

レシピはこちら。グラニュー糖は甜菜糖を使用。若干量を少なめにしたかも?

 マスカルポーネ入りプリン

https://cookpad.com/recipe/278913

 

材料

 マスカルポーネ 100g
 たまご 2個
 牛乳 200cc
 甜菜糖 40g
 バニラエッセンス ちょんちょんちょんと垂らす

 

  • たまごを溶いておく。
  • 鍋に甜菜糖半量、牛乳半量を入れておく。
  • 器にマスカルポーネ、牛乳半量、甜菜糖半量を加えてハンドブレンダーで混ぜる。
  • 先ほど用意した鍋を火にかけ、沸騰する手前で止める。
  • 鍋の中身を器に少しずつ加えながら、都度ブレンダーで混ぜる。
  • 滑らかになったら、ざるで漉しながら耐熱皿に移す。
  • オーブンを170度で余熱し、湯煎焼き45分(耐熱皿より大きな鉄板にお湯を張り、その中に耐熱皿を置いて、鉄板ごとオーブンに入れる焼き方。蒸し焼きになる)

今回カラメルは作らなかったけれど、それでも十分美味しい。カラメルがあれば、甘苦くてそれもとっても美味しいと思う。どちらも捨てがたい。そのときの気分で、後乗せにすればいいかな。今回はカラメル無しで完食。

栗仕事

とっても素敵な栗農家さんで、栗を買った。
入やなわぁ工房さん https://www.iriyanawaa.com/
食べチョクでたまたま出会った栗農家さんだけど、届いた箱を開けると、手書きの手紙が入っていた。優しいお気遣いをいただいた。

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実もとてもずっしり。一緒に入っている紅葉も雰囲気がある。ホームページを拝見し、農家さんの名前の由来や考え方を知り、一層惹かれるものがあった。ぜひ来年もお願いしようと思います。

 

わたしが今回作ったもの。

 

基本の茹で栗

基本のゆで栗 レシピ なかしま しほさん|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう

 

材料 (つくりやすい分量/正味約350gできる。)

  くり (皮付き) 500g
  水  1リットル
  塩  小さじ1

  • すべての材料を鍋に入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にし、40~50分煮る。
  • 栗をひとつ割ってみて、茹っていれば出来上がり。お湯から出さずに、そのまま置いて冷ます。

調べたところ、お湯に入れたまま冷ますことで、栗をしっとりさせる / 塩味が染み込み甘さが際立つ という効果があるよう。

冷めたら栗をよく拭いて、皮を剥かずに野田琺瑯に入れ、冷蔵庫で保存。2日間保つ。3日目も大丈夫だったけれど、水分がべちゃっとなってきて、ぎりぎりだった。

 

 

渋皮煮

栗の渋皮煮 レシピ 大原 千鶴さん|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう

とっても時間がかかるので、朝一で取り掛かった方が良い。

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材料 

  くり (皮付き) 500g
  甜菜糖 200g(オリジナルレシピでは栗1kgに対し砂糖1kgでした)

  • お湯を沸かして、ボウルの中の栗がしっかり浸かるくらい注ぎ、15分置く。
  • 栗の皮が柔らかく、剥きやすくなる。栗の下にある、ぼつぼつした部分に切り込みを入れ、そこから一気に皮を剥く。渋皮を剥がないように注意。つやつやした部分が剥けたら、ぼつぼつした部分もそぎ落とす。
  • 鍋に栗を入れ、ひたひたの水と重曹小さじ1+1/2を加えて中火で煮る。沸騰したら弱火にし、そのまま10分ほど煮る。

 沸騰したお湯で煮続けると、栗が割れやすくなってしまう

  • 栗に直接当たらないように工夫しながら水を加え、栗を冷やす

 急激に水を当てたり、冷やしたりすると、栗が割れやすくなってしまう

  • ボウルに新しい水を張り、茹でた栗を手で優しく洗う。指で拭うと、もろもろした皮や筋が取れる。竹串で筋を押し出しても良い。
  • 再度鍋に栗、ひたひたの水と重曹を入れ、中火で煮はじめ沸騰したら弱火で10分を2~3回繰り返す。だんだん茹で汁に透明感が出て、アクも浮いてくる。
  • 最後に、ひたひたの水だけで5分間栗を煮る。

 重曹を入れずに水だけで煮るため、重曹抜きになる。

  • 鍋にひたひたの水と、砂糖の半量を入れる。
  • 紙タオル(不織布タイプ)で落とし蓋をして火にかけ、煮立ったら 弱火にして5分煮る。
  • 残りの砂糖を全て入れ、同様に落とし蓋をして更に10分煮る。
  • 完成。煮汁に浸したまま冷まし、保存容器に詰める。

冷蔵庫保管で10日程保つ。



9月の朝ごはん。

9月14日(月)
さんまごはんを炊いた。
さんまは1尾、4等分にしてフライパンで両面こんがりする程度に焼く。お鍋に米2合、実山椒の佃煮、生姜の千切り、焼いたさんまを乗せ、水と醤油、味の母を混ぜたものを注ぎ、炊く。

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さんま、もう1尾あってもよかったな。美味しかった。高いし頻繁には買わないけれど、毎年秋になったら食べたいごはん。

 

9月15日(火)
秋鮭の塩焼き。きのこと玉ねぎのスープ。だし巻きたまご。昨日のさんまごはん。鶏ももの醤油漬けオーブン焼き(これは昼食分)

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国産無添加の秋鮭。この間4切れ入りを買ったので、残りの2切れを焼いた。スープのきのこは、しいたけ・しめじ・エリンギ。玉ねぎときのこを軽く炒めてから、出汁を注いで醤油で味を調えた。

9月16日(水)
鰤のお刺身丼(実家からの頂き物。既製品)。お揚げと玉ねぎのお味噌汁。だし巻きたまご。りんご。野菜サラダ。きゅうりのぬか漬け。

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9月17日(木)
きのこのリゾット(でも手抜きで、生米じゃなく炊いた米から作った)。ほうれん草とたまごのソテー。チキングリル(オリーブオイル、ミックスハーブ、塩こしょうでマリネしておいたものをオーブンで焼く)。野菜サラダ。

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きのこの旨味が効いて美味しい。でもブロードが多すぎたか少しべたっとしちゃった。

9月18日(金)
写真を取り損ねた。メニューは、この間の鰤のお刺身丼(一食分がパックになっていて、全部で5パックあったので)。野菜サラダ。あと何かあったけど忘れた…


9月19日(土)
豚のしょうが焼き。卵の海苔の味噌汁。野菜サラダ。

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しょうが焼きの下に、焼いた茄子と玉ねぎが敷いてある。ちょっと濃いめに出来上がり、野菜を食べるためのしょうが焼きになった。卵と海苔の味噌汁はすごく簡単。前夜ひいておいた出汁を沸騰させて、ぐらぐらしたら溶き卵を一気に流し込む。ここからは目を離さず、ふわーっと卵が固まりはじめたら、火を止める。味噌を溶いて、お椀にちぎった焼き海苔を入れ、味噌汁を注ぐ。海苔がとろとろになって美味しい。

 

夫はよく食べる。そして野菜嫌い。形のあるごろごろ野菜おかずが苦手だし、慈悲深い煮物も得意でないし、ピーマンとかがダメ。かといって、酒飲みしか食べないようなおつまみやカビ系チーズなど大好物なので、完全なお子様舌という訳でもなく… でもちゃんと、出したら食べてくれるんだけどね。多めに作ります。これからは蒸し料理も積極的に取り入れたりして、もっと健康管理にも力を入れたいな。

きのこ。実山椒の佃煮。

【きのこ】
しめじは、石づきをうっすら切り落とし、手で解しながらくずすと香りが立つ。舞茸、エリンギも同様。きのこは菌なので、手で解すことで凹凸をつくり、そこから香りが引き出される。

 

フライパンから少し煙が出るくらいにしっかり強火で温め、オイルも塩こしょうもせずにきのこを入れ、触らないようにする。そうすることで、きのこの水分が蒸発し、香りが更に強くなる(オイルをひくと「揚げる」要素になり、きのこの表面をオイルで包んでしまうので、水分が蒸発しにくくなる)。蒸気が見えなくなるまで焼いたら、きのこの炒めが完了。混ぜると蒸気が立つが、混ぜない状態で蒸気が見えなくなるのが目印。

 

【実山椒の佃煮】
今年の5月頃、無農薬の実山椒を取り寄せ、下処理をして冷凍したもの。

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酒 … 100ml
醤油 … 大さじ1と2/1
みりん … 大さじ1
甜菜糖 … 大さじ2/1
(レシピは白ごはん.comより拝借しました)

神様に身体をお返しする日。

たまたま、おすすめに上がってきたある方のyoutubeを観て、その世界観に一気に引きずり込まれ、数日間で一気に動画を見尽くした。

 

イギリス在住の家族の日常・丁寧な暮らし方に、プロミュージシャンのご主人が作曲されたBGMを乗せたその動画は、風景と音楽が相まってひどく懐かしい、古い思い出の映画を観ているような気持ちにさせられた。


その方の息子さん、今よりさらに幼い頃に小児がんを患い治療、片目を義眼に入れ替える手術を受けているそうで。そんな息子さんの誕生日動画までたどり着いたとき、わたしは、わーっと涙が溢れて止まらなくなった。

心にずんと来たのは、「片目を神様にお返しする」という言葉だった。

 

小さな子どもが大病に立ち向かっているとか、共に運命を受けとめる家族とか、それも勿論ではあるのだけど、そうではなくて、ああ、子どもは贈り物だったのだと。わたしは無宗教で、神様の存在を信じてはいないけれど。

 

それでも思ったの。ああ、もし子どもが我が家に来てくれたとしたら、神様からの授かりものだと思おう。神様は架空の存在だとしても、その子がうちに来てくれたのは、生物が生きていくための本能で、遺伝子の関係上だとしても。わたしはどちらかといえば現実主義で、エビデンスが大事だと思うタイプなのに、その瞬間、それらが吹き飛んだのだ。わたしが夫と出会って結婚したのも、本当に偶然でしかない。たまたまここに来てくれたこの子が、生まれてきて良かったと心底思えるように、わたしたちはただ精いっぱいこの子を支えよう。人は必ずいつか永遠の別れを迎える。なるべくなるべく未来でありますように。でもそのときが来てしまったら、そのときはきっと、神様のもとへ帰るときなのだ。そしてそれは、わたしたちも同じなのだ。そう思ったら、涙が止まらなくなった。

 

職業柄、人の死に向き合うことが多かった。昨日まで話していた人が、翌日死を迎えることもあるし、顔色や雰囲気、表情から、日に日に死に向かっているのを感じることもある。若くして病気になる確率は低いけれど、確率が低いというだけの話で、その低い確率は誰にも平等にかけられていることは分かっている。

 

人は幸せ過ぎると、ふとその幸せを失う恐怖に駆られる。
大学生の頃、死が怖いのは幸せである証拠なのかもしれない、と思った。保育園の頃、デパートで貰った風船の紐をなぜか離してみたくなり、そっと手を開いた。ふわっと上がりたつ風船に焦り、急いで手を握りしめると風船は留まった。そのあともう一度、同じことをした。すると今度は紐を掴み損ね、風船は静かに空へ舞い上がり、小さな赤い点になった。

 

産まれることに意味などあるのだろうか。わたしは無いと思う。わたしたちは偶然産まれただけ。いつか必ず死ぬ。それはすべて種の保存に則った、命のプログラム上の出来事なのだ。だからこの偶然与えられたこの時間を、ただただ生きれば良いのだと思う。何か使命を負って産まれたのではない。いま何らかの使命を感じているならば、それは後付けでしかない。特別なことをする必要は無い。

 

でもせっかくだからその時間を、なるべく穏やかに、できるなら幸せに、生きていきたい。少しでも豊かな心で、いろいろなことを心を動かされて生きていきたい。死を迎えた瞬間に、自分ごとすべて消えるのだとしても、覚えている瞬間は、感じている瞬間はなるだけ幸せに。

 

そんな時間を家族で共有したい。いつか産まれてくる子どもとも。いつか神様に身体をお返しするその日まで。

9月の暮らし方。秋の覚え書き。

秋の覚え書き。
9月は、夏から秋への変わり目。
免疫力が低下し体調を崩しやすくなる時期。
秋の滋養食材を取り入れる前に、夏のダメージから回復して身体の基盤を整えることが大切。秋は乾燥もしやすく、お肌だけでなく、喉や腸など内臓も乾いてしまうので、肺を潤す効果のある梨やいちじく、ピーナッツなども効果的。産直問屋で、さっそく有機の梨を買った。とっても甘くてジューシー。夫「梨ジュースの理想形だね」とのこと。

 

9月9日の重陽節句は、栗のお菓子を夫とはんぶんこ。

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秋のおやつといえば、外せないスイートポテト。
ジオプロダクトでさつまいもを蒸かす。バター少量、甜菜糖(自然の甘味も美味しいけれど、スイートポテトを作るならばちょっと入れた方が良い。今回甜菜糖ゼロで作ったら、ただの小さいさつまいもみたいになっちゃった。笑)、お好みでシナモン。牛乳で伸ばしてよく混ぜて、でもちょっとごろごろ感があった方が美味しい。形を整えて、卵黄を塗って、オーブンで焼く。

 

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秋鮭。4切れ600円で売られていて、飛びついて買ったもの。鮭、とっても美味しいのに、国産で酸化防止剤が使われていなくて、というものはなかなかお見掛けしない。今回はきのこと合わせてホイル焼きに。細切りのにんじんも入れた。ほかは、にら玉(にらも血を巡らせて身体を温め、冷え予防や疲労回復に効果的でこの時期おすすめとのこと)、お揚げと玉ねぎのお味噌汁、ほうれん草のお浸し、前日の豚しゃぶの残り。

 

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チキンときのこのソテー。皮目こんがり。ローズマリーを散らして。チキンをいつでもふんわり焼けるようになりたいな。

 

ようやく気温が下がってきて、日中もだいぶ過ごしやすくなった。買い出しするのも快適。環境ひとつでこんなにQOLは上がる。なかなか週末田舎暮らしも実践できず、カフェにも行けず、何をすればいいのやらという気持ちになってきた最近。美味しいものを作って、ゆっくりゆっくり日々を噛みしめるしかない。

 

家でのんびり過ごせるこの時間が大切で、確実にコロナ前より幸福度は上がっているのだけど、それでも日常が制限され続けていると、少しずつ自分の気持ちが落ち込んでくるものなんだな。そのことで自分を責めないで、我慢し続けているんだから当然のことだよ、ちょっと心が参ってきているんだよ、と認めてあげることにした。

 

実家に帰って、美味しいランチを作って、テラス席でゆったり家族で過ごしたいな。海の見えるカフェに行って、景色を眺めながら美味しいものを食べたいな。電車に揺られて遠出したいな。早くそんな日々が帰ってきますように。